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表現・発信しよう

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表現手段書く? 撮とる? それとも?

もしかして私たちの発表も、
オンライン授業のときの先生みたいに、
話して録画したら楽なんじゃない?

受け取る人にとっても、細かい字を
読むより、動画のほうが楽かも。

動画を撮るなら、
出演してあげてもいいフォン!
おめかしするから、
かわいく撮ってフォン!

でも、分かりやすく話したり動画を
編集したりするのは、
たいへんじゃないかな……?

文字、音声、写真やイラスト、
そして動画

思いや考え、会話、場面などを記録したり伝えたりするには、さまざまな方法があります。それぞれの特とく徴ちょうを知って、ふさわしい方法を選びましょう。

記録と表現手段(表現メディア)のいろいろ
長所 短所
文字
  • ・原げん稿こうの作成や修正がしやすい。
  • ・情報が正確に伝わりやすい。
  • ・大きさや形を変えることで、強調したり変化をつけたりすることができる。
  • ・読み手は、一部だけを読んだり、繰くり返し読んだりしやすい。
  • ・読みあげ機能を使うことができる。
  • ・多くの情報を伝えにくい。
  • ・視覚に障害がある人や、まだ文章が読めない子供などには、内容が伝わりにくい。
音声
  • ・音楽や効果音で、印象を変えたり変化をつけたりすることができる。
  • ・音声を流すことで、人がいなくても説明できる。
  • ・聞き手は、ほかのことをしながら、耳だけで内容を理解できる。
  • ・視覚に障害がある人にも内容が伝えられる。
  • ・順番に、時間をかけて聞かなくてはならない。
  • ・データを修正しにくい。
  • ・データ量がやや多い。
  • ・聴ちょう覚かくに障害がある人には、内容が伝わりにくい。
静止画
  • ・言葉で説明しにくい状じょう況きょうを、見えるままに伝えられる。
  • ・デジタルカメラなどで撮さつ影えいすれば、簡単に作成できる。
  • ・大きさや形、トリミングを変えることで、強調したり変化をつけたりすることができる。
  • ・多くの情報を伝えられる。
  • ・データを修正しにくい。
  • ・データ量がやや多い。
  • ・前後の動きを示しにくい。
  • ・視覚に障害がある人には、内容が伝わりにくい。
動画
  • ・伝えたい情報に動きを持たせ、変化を強調して表現できる。
  • ・状況の変化を、時間を追って伝えることができる。
  • ・音楽や効果音、テロップ、動きを加えるなど、編集することでさまざまな効果をつけられる。
  • ・データを修正しにくい。
  • ・データ量が多い。
  • ・順番に、時間をかけて見なくてはならない。
  • ・視覚や聴覚に障害がある人に、全ての内容は伝わりにくい。

そうか。
動画は編集しなくちゃいけないし、
そもそも、話すための原稿がいるね。
ぜんぜん楽じゃないや。
先生みたいにすぐ話すなんて、
無理だったー。

やっぱり、まずは文章と、
イラストや図で伝えるのがいいかな。

インフォン、残念だったね。
また、今度。

もう、おめかししちゃったフォン……。

教科との関連
この内容は、中学校の次の教科で学習します。
社会
・⑤地域のこれからを提案し、発信しよう(地理 p.278~279)
技術・家庭
・コンテンツに利用されるメディアの主な種類と特徴(技術p.221)

※東京書籍発行令和7年度中学校教科書の教材名や項目名とページ数を示しています。

著作権と引用

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表現・発信の形式

  • レポート
  • 新聞
  • ポスターセッション
  • プレゼンテーション

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