人と話してると、
相手の言ったことがヒントになって、
新しい思いつきが出てくること、
あるよね。
「あっ、それならこういうのはどう?」
って。
それなら私は、
自分が書いたメモを後で見て、
新しいことを思いつくこともあるよ。
へえー。
自分の言葉を、ヒントにしちゃうんだ。
いろんなことがヒントになるフォンね!
インフォンのいつもの失敗も、
きっと誰かのヒントになるフォン!
関連づけたり、
発想を広げたりする
自由に発想を広げたり、たくさんアイディアを出したりしたいときにも、まずは頭の中にあるものを書き出してみることが有効です。あまり深く考えずに、思いつくまま、どんどん書いていきましょう。先に書かれていることをヒントに、そこから線を伸ばして、関連しそうなことを書いていきます。頭の中だけで考えているよりも、アイディアが次々と浮かんできますよ。
また、知っている情報どうしを関連づけて考えるときにも、情報を書き出して、関連するものを線でつないでいくことで、頭の中にある情報を整理することができます。
発想を広げる方法
①マッピング(ウェビング)
用紙の真ん中にキーワード(テーマ)を1つ書き、そこから線を伸ばして、思いつく言葉を書いてみましょう。その言葉からさらに線を伸ばして、言葉をつないでいきます。複数の言葉を思いついたら、1つの言葉から複数の線を伸ばしてつなぎます。また、新しく書いた言葉と、先に書かれている言葉との間に関連を見つけたら、そこも線でつないでおきます。思いつくままにどんどん書いて、周囲に広げていきましょう。これが、マッピングという方法です。1つのテーマから、くもの巣(ウェブ)のように言葉を広げていくので、ウェビングとも呼ばれます。
- 幼児に対するイメージをマッピングで書き出した例
- 日本の特色をマッピングで書き出した例
- 体験学習についてのスピーチをするために、話す材料をマッピングで書き出した例
②くま手チャート
畑や花壇で使う道具「くま手」の形を使って、アイディアを出す方法です。手で持つ「柄」の部分にテーマを書き、それにつながる「歯」の部分に、関連する事柄を書き出していきます。くま手チャートは、歯の数を決められるため、「○○に関することを5つ書き出す」のように、数を制限した使い方に適しています。
また、くま手チャートは、歯の部分に事柄ではなく観点や視点を書いて、観点や視点に沿って情報やアイディアを書き出すといった使い方もできます。
- 持続可能な食生活のためにできることを、くま手チャートで書き出した例
- 日本が戦争に突入した経緯を、5つの視点に沿って、くま手チャートで書き出した例
なるほど! 誰かと相談しながら考える
のもいいけど、
1人で考えるときにも、
アイディアを広げる方法があるんだね。
線でつないで書いていくだけで、
楽しくなってきちゃうね。
インフォンも、たくさん書き出して、
大きなマップを作るフォーン!
教科との関連
- この内容は、中学校の次の教科で学習します。
- 国語 社会 理科 技術・家庭 保健体育 英語