まず探究学習の課題を考えることから
始まって、
図書館やインターネットで
情報を集めること、
その情報を
さまざまに整理すること……。
ずいぶん長い道のりを
来ちゃったんじゃない? 私たち。
途中には、
サカナやクラゲも泳いでたフォン!
あははは。
確かに、サカナもクラゲもいたね。
私、今ふと思ったんだけど……、
今の私たちが歩いているこの道を、
図にしてみたら?
見通す
例えば、多くの手順や時間を要する作業を進めるときや、学校行事の準備など大人数で仕事を進めるときに、今どこまで来ているのか、次に何をすればいいのか、ふと不安になることはありませんか?
何となく思いついたことから作業に取りかかるのではなく、前もって全体の見通しを立て、進みぐあいを確認しながら進めれば、大きな作業にも安心して取り組めるようになります。何人かのグループで作業を進めるときにも、同じ見通しを共有していれば、みんなで確認し合うことができますね。
見通す方法
①フローチャート(ステップチャート)
フローチャートは、プログラミングのように物事の流れや作業の手順を表すほかにも、学習や作業の見通しを立てるのにも有効です。途中段階で、フローチャートを確認しながら進みましょう。フローチャートに修正すべき点を見つけたら、途中で修正してもかまいません。
- 探究学習の見通しを表したフローチャートの例
②キャンディ・チャート
条件(もし~なら)、結果(こうなる)、理由(なぜなら)を整理するための図です。左のリボンには条件を、キャンディの本体部分には結果を、右のリボンには理由を書いていきます。仮定に基づいて結果を見通すことや、その理由を考えてみることができます。
- インターネットについて考えるキャンディ・チャートの例
なるほど!
大きな仕事に取りかかるときには、
最初に見通しを立てるといいのね。
もう、だいぶ来ちゃったけど……。
何事も計画をしっかり立てて、
形にしておくことが大切だね。
途中でだいぶ悩みながら進んできた
ものね、私たち。
サカナやクラゲより、
キャンディがいいフォン!
インフォーン、形で決める
んじゃないからね……。
だいじなのは、
どんなときに、
どうやって使うかだよ。
教科との関連
- この内容は、中学校の次の教科で学習します。
- 社会 技術・家庭 保健体育