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情報を整理・分析しよう

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  3. データの活用| グラフの種類と特徴

グラフの種類と特とく徴ちょういろんなグラフがあるけれど

それにしても、ごみ問題の本って、
いろんなグラフが出てくるなぁ。

グラフなら円グラフ! 
丸いものは、いいものだフォン!

私は棒ぼうグラフが好き。
分かりやすいよ。

へえ。それなら、同じデータでも、
インフォンには円グラフ、
ホーリーには棒グラフでかいてあげるね。

え? グラフってそういうもの?

グラフとは

何かの数量を表す数字がただ並んでいても、理解するのに時間がかかったり、それが何を表しているのかがピンと来なかったりするかもしれません。でも、図で表現されていれば、数字が伝える内容がぐっと分かりやすくなります。

グラフとは、数量などを、目で見てすぐ分かるように表した図のことです。

グラフのいろいろ

グラフにはさまざまな種類があります。表現したい内容によって、適したグラフの種類は異なります。

①棒グラフ

数量を棒の高さで表したグラフです。
数量の大小を比ひ較かくすることができます。

②円グラフ

全体を100%として、各項こう目もくの割合を扇おうぎ形がたの面積で表したグラフです。全体の中での構成比を捉とらえることができます。

③折れ線グラフ

縦たて軸じくが数量を、横軸が時間を表します。一つ一つの数量(点)を結んだ線の形で、増えているのか減っているのか、どれぐらい増えて(減って)いるのかなど、変化の様子を捉えることができます。

④帯グラフ

円グラフと同じように、一つの帯全体を100%として、各項目の割合(構成比)を面積で表します。複数の帯を並べることで構成比を比較することができます。

⑤ヒストグラム

区間ごとの人数や個数などを棒の高さで表したグラフで、データの分布の様子を捉えることができます。データの中央値(データを順番に並べたときに中央に位置する値)や散らばり具合がひと目で分かります。

⑥箱ひげ図

データの分布の様子を「箱」(長方形の部分)と「ひげ」(長方形から左右に伸びている線の部分)で表したグラフです。データの最小値(ⓐ)・中央値(ⓑ)・最大値(ⓒ)や、散らばり具合を捉えることができます。また、複数の箱ひげ図を並べて、異なる複数のデータの分布を比較することができます。

なるほど! 
比較をしたいのか、割合を見たいのか、
変化を捉えたいのか、
散らばり具合を知りたいのか。
目的によって、
どのグラフを使うべきかが違ちがうんだね。

折れ線グラフも帯グラフも
ヒストグラムも箱ひげ図も、
全部好きになったフォン!

教科との関連
この内容は、中学校の次の教科で学習します。
社会
・グラフの読み取り方と作り方(地理 p.56)
数学
・1 データの分布の見方(1年 p.228~230)
・1 四分位数と箱ひげ図(2年 p.182~183、185)
技術・家庭
・箱ひげ図を表示するプログラムの例/
ヒストグラムを表示するプログラムの例(技術 p.288)
英語
・発表で使える資料(2年 p.76)

※東京書籍発行令和7年度中学校教科書の教材名や項目名とページ数を示しています。

情報の整理

  • 順序づける
  • 比較する
  • 分類する
  • 関連づける・
    発想を広げる
  • 多面的に見る・
    多角的に見る
  • 理由づける(原因や根拠を見つける)
  • 見通す
  • 具体化する・
    抽象化する

データの活用

  • データの分析
  • グラフの
    読み方・かき方

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