市立図書館に着いたよ。
まずはどこへ行こうか。
あっちにコンピューターがあるフォン。
わーい、インターネット!
インフォンは、
すぐにインターネットだね。
おーい、こっちこっち。
もう「ごみ問題」で検索してるよ。
「ごみ問題の知識」
「スッキリ分かるリサイクル」……。
分類番号は「518」の本が多いね。
よし、「500」の棚へゴー!
ま、待って待って!
今日のジョーさん、さえてるなぁ。
頼りになるNDC
図書館の本は、「日本十進分類法(NDC)」によって整理されています。それぞれの本の背には、NDCの分類番号と図書記号(合わせて請求記号という)が示されていて、この請求記号の順番に本が並べられています。そのため、請求記号を手がかりにして、読みたい本のある場所を見つけることができます。
日本十進分類法

検索したり、相談したり
読みたい本が決まっていて、書名や著者名が分かっている場合には、コンピューターや目録で検索すれば、すぐに場所が分かります。分からない場合でも、レファレンスコーナー(相談窓口)でどのような本を探しているかを伝えると、当てはまりそうな本を教えてもらえます。
こんな本も使ってみよう
調べる内容によっては、次のような種類の本も便利です。図書館では、ほかの本とは区別して置かれていることもあります。
・事典・図鑑……分野や項目ごとの基礎知識
・辞典、辞書……言葉や漢字の意味
・年鑑……………年度ごとの、さまざまなデータ
調べるときのコツあれこれ
参考になりそうな本を見つけたら、まず目次や索引で、詳しく読むページの見当をつけます。図書館の本には書き込みをしてはいけないので、メモの用意も忘れずに。付箋を貼ると本を傷めることがあるので使わずに、しおりを使いましょう。
図書館で、いつもは読まないような本を
探してみるのも、
けっこう楽しい!
図書館、楽しいフォン!
教科との関連
- この内容は、中学校の次の教科で学習します。
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- 国語
- ・図書館の活用(1年 p.76~77)
- 社会
- ・調査に役立つ資料の集め方(地理 p.150)
- ・書籍で調べよう(歴史 p.17)
※東京書籍発行令和7年度中学校教科書の教材名や項目名とページ数を示しています。