の糸

あくたがわりゅうすけ

  • 発行年
    2005
  • 出版社
    ポプラ社
  • NDC
    913

紹介文

 ごくの底に,かんという大どろぼうがいた。お釈迦様は,かつて犍陀多が蜘蛛を助けたことを思い出し,かれを救ってやろうと,蜘蛛の糸を垂らしてやるが……。

本文より

 ある日のことでございます。おしゃ様はごくらくはすいけのふちを,ひとりでぶらぶらお歩きになっていらっしゃいました。
ぼうとうより)

  • テーマ・ジャンル
  • 日本の物語 人生・生き方
  • 教科書
  • 国語 1年 219ページ

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  • 食品製造管理久高友勝

    とても短い文章です。「自分だけ良ければいいとの考えが,最後は自分に跳ね返ってくる」そのような内容です。教科書で読んだのですが,天国と地獄を表現した文章も強烈で,その物語は私の考え方の一部になっていると思います。