猫ねこの散歩道

保ほ坂さか和かず志し

  • 発行年
    2011
  • 出版社
    中央公論新社
  • NDC
    914

猫と暮らした日々の思い出。

紹介文

 特別な体験,非日常の空間だけに驚おどろきや発見があるわけではない。何気ない,いつもの景色を切り取った文章に,繊細せんさいな感性が表れている。

本文より

 夏から秋の夕方,日没にちぼつ間近に空の低いところを,紙が風に舞まうように,黒い影かげみたいなのが,ゆらゆら飛んでいたら,それはコウモリだ。
(169ページより)

  • テーマ・ジャンル
  • 随筆・エッセイ・日記