植物なのか動物なのか,はっきりしないからこそ利用価値がある。先進のミドリムシ・藻類バイオマス研究をどのように応用し,実用化していくかを探る。
そんなミドリムシのすぐれた能力や特性を活かして,新たな利用方法の研究が盛んに行われている。対象となる領域は広く,食品(飼料を含む),エネルギー(石油代替燃料),新素材(バイオプラスチック),環境プラント(二酸化炭素固定,水質浄化)など多様だ。なかには,将来,大きなビジネスに成長すると期待されているものも多く,積極的な投資を始める企業が増えてきた。
(17ページより)
- テーマ・ジャンル
-
理科・算数
技術・家庭
環境
生物