おどり

かわばたやすなり

  • 発行年
    1980
  • 出版社
    金の星社
  • NDC
    913

じゅんすいおどり子とどくな青年の出会い。

紹介文

 伊豆の山道でぐうぜんいっしょになった,れんな14さいの踊り子にあわこいごころいだく「わたし」。青春のときめきと,別れの悲しみ。この作品を読むと,苦しみながら生きる人々への共感が,水のようにあふれてくる。

本文より

 道がつづら折りになって,いよいよあまとうげに近づいたと思うころ,あまあしがすぎの密林を白くそめながら,すさまじい早さでふもとから私を追って来た。
ぼうとうより)

  • テーマ・ジャンル
  • 日本の物語
  • 教科書
  • 国語 2年 224ページ