色を奏かなでる 志し村むらふくみ 発行年 1998 出版社 筑摩書房 NDC 753 草木の命が抱いだく色をいただき,布に生かす。 紹介文 著者は,三十代になって織物を始めた。野や山で採った植物を煮に出だした液で糸を染め,布を織る。自然の色で織られた美しい布の写真とともに,エッセーが楽しめる。 本文より 草木がすでに抱いている色を私わたしたちはいただくのであるから。どんな色が出るか,それは草木まかせである。ただ,私たちは草木のもっている色をできるだけ損そこなわずにこちら側に宿すのである。(16ページより) テーマ・ジャンル 音楽・美術 随筆・エッセイ・日記 文化・習俗 教科書 中 国語 2年 181ページ 読みたい 読んだよ ヒント おすすめ 感想 どきどき にっこり 悲しい さわやか 夢中 こわい びっくり なるほど 不思議 感動 こんな人もおすすめしています 全てを見る ニックネーム未設定の本だな(埼玉県 高1) 進撃の貴公子 じゃむ男の本だな(神奈川県 高3)
本文より 草木がすでに抱いている色を私わたしたちはいただくのであるから。どんな色が出るか,それは草木まかせである。ただ,私たちは草木のもっている色をできるだけ損そこなわずにこちら側に宿すのである。(16ページより)