アイヌしんよう

ゆき・編訳

  • 発行年
    2009
  • 出版社
    岩波書店
  • NDC
    919

自然の神は人間に大切なことを教えた。

紹介文

 アイヌの人たちに口伝えで伝わる神のユーカラ(神謡)。フクロウ,キツネなどの神々が自ら歌う物語を,ローマ字と対訳でしょうかいする。

本文より

 「銀のしずく降る降るまわりに,金の滴降る降るまわりに。」という歌を私は歌いながらながれに沿って下り,人間の村の上を通りながら下をながめると昔のびんぼう人が今おかねもちになっていて,昔のお金持が今の貧乏人になっている様です。
(11ページより)

  • テーマ・ジャンル
  • 詩・短歌・俳句 文化・習俗 昔話・神話・民話