かけら 青あお山やま七なな恵え 発行年 2012 出版社 新潮社 NDC 913 さくらんぼ狩がりで娘むすめが見た,父の姿。 紹介文 大学生の桐きり子こは,家族で出かける予定だったさくらんぼ狩りのバスツアーに父と二人で参加することになる。ふだん話すこともない父と久しぶりに隣となりに座すわり,バスは出発する。 本文より 母は「たまにはお父さんと二人もいいじゃない」と言っていたけれど,確かに父と二人で出かけたことなど,記き憶おくにない。 小さいころはそんなこともあったかもしれない。ただ,もともと父は子どもの扱あつかいがうまいほうではないし,口数も少なく冗じょう談だんなどは口にしない人だった。(16ページより) テーマ・ジャンル 日本の物語 家族 読みたい 読んだよ ヒント おすすめ 感想 どきどき にっこり 悲しい さわやか 夢中 こわい びっくり なるほど 不思議 感動 こんな人もおすすめしています 全てを見る 田端の本だな(群馬県 中3) ニックネーム未設定の本だな(埼玉県 高1) ろんの本だな(東京都 高3)
本文より 母は「たまにはお父さんと二人もいいじゃない」と言っていたけれど,確かに父と二人で出かけたことなど,記き憶おくにない。 小さいころはそんなこともあったかもしれない。ただ,もともと父は子どもの扱あつかいがうまいほうではないし,口数も少なく冗じょう談だんなどは口にしない人だった。(16ページより)