中学生からのてつがくちょう」入門

たけせい

  • 発行年
    2009
  • 出版社
    筑摩書房
  • NDC
    104

「自分とは何か」をじっくり考える手助けに。

紹介文

 若いころせつすることがなぜ大切なのか,宗教と哲学のちがい,欲望との正しい付き合い方などについて哲学的な立場から考え,「自分の意志をもつこと」の大切さを語る。

本文より

 前の章で,「自己ルール」のありかたをもういちど理解し直すことは,青年期におこなうべき大きな課題である,と言いました。そのためには,第一に,自分の言葉をしっかりたくわえること,第二に,フェアな友人関係を大事にし,その中でさまざまなことがらや生き方をテーマにして“批評”しあうことが大事です。それが社会に出て,困ったときに自分を立て直す際の,最も基本のスキルになるからです。
(199ページより)

  • テーマ・ジャンル
  • 哲学・思想 人生・生き方
  • 教科書
  • 国語 3年 291ページ