ろうそう

むらしげ

  • 発行年
    2004
  • 出版社
    KADOKAWA
  • NDC
    124

広大な中国の地で生まれた老荘思想とは。

紹介文

 世界の根源である「道」を重視した老子と荘子は合わせて「道家」と呼ばれる。老子・荘子の中から代表的な文章の書き下し文とかいしゃくを収め,現代にも通じる老荘思想のりょくを分かりやすく解説する。

本文より

 人を知る者は知なり,自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力有り,自ら勝つ者は強し。足るを知る者は富み,つとめて行う者は志有り。の所を失わざる者は久し,死してうしなわざる者は寿いのちながし。
(84ページより)

  • テーマ・ジャンル
  • 哲学・思想 人生・生き方