木に学べ

西にしおかつねかず

  • 発行年
    2003
  • 出版社
    小学館
  • NDC
    521
  • あしたね仕事人おすすめ本

宮大工とうりょうが語る,ほうりゅうやくの美しさ。

紹介文

 古代建築は,木の特質や個性を生かし,日本の風土に合わせて造られていた。修理や復元を行う宮大工の技術と心構え,そこにめられた古人のや思いを語る。

  • テーマ・ジャンル
  • 随筆・エッセイ・日記 職業・働き方 技術・家庭
  • 教科書
  • 国語 2年 181ページ

あしたね仕事人のおすすめ

  • ピアノ調律師竹内 淳

    宮大工の棟梁によるエッセイ。「遠い過去の職人さんの技術を建物が伝えている」という話が出てくるのですが,ピアノと調律師の関係にも同じことが言えるように感じて,心に残っています。また,職人として仕事に臨むうえでの厳しい心構えも書かれていて,読むたびに背筋が伸びる思いがします。

  • ITベンチャー企業社長松田優一

    何百年もの伝統を受け継ぐ宮大工の棟梁が考える道具や建築,そしてそれに関わる人について書かれています。プログラミングも「ものづくり」のひとつだと思うので,その基礎を考えさせられる本でした。