獲物えものの取り入れ,消化吸収きゅうしゅう残渣ざんさ排出はいしゅつを合理化するために,「原口げんこう」とばれる最初さいしょの口がそのまま口になり,貫通かんつうしたあな肛門こうもんになる「旧口きゅうこう動物」と,原口が肛門こうもんに,後からできたあなが口になる「新口しんこう動物」が登場する。この段階だんかいで,消化器官きかん呼吸こきゅう器官きかん構成こうせいする「内胚葉ないはいよう」,表皮や神経系しんけいけい構成こうせいする「外胚葉がいはいよう」,生殖器官せいしょくきかん循環器官じゅんかんきかん構成こうせいする「中胚葉ちゅうはいよう」が分化し三胚葉はいよう生物となる。のちの「扁形へんけい動物」,「節足せっそく動物」,「脊椎せきつい動物」などの誕生たんじょうにつながる。